2011年12月07日
野鳥の畑 玉川上水
2011年12月7日(水)晴れ
玉川上水の武蔵野市から小金井にかけて、土手の整備が
進んでいる。
それまであった雑木や薮を刈り、大木となったケヤキなどを
どんどん伐採している。
日差しが必要な桜の木を守るためだろうか。
ある程度の手入れは必要である。
でも、こうもすべて取り払うのは、どうなのかなあ。
上水の土手は、宅地化で土が減少している市街地では、数少ない
野生の動植物が暮らす場所である。
土手に冬、実のなる樹が多く生えているのは、野鳥たちが
食べた実の種を落とし、「野鳥の畑」を育てているからだろう。
それを根こそぎ苅払ってしまっては、渡り鳥をはじめ冬鳥たちは
あてにした食料庫をなくしたことになる。
また、うぐいすなど、薮を必要とする小鳥や動物、昆虫のすみか
もなくなる。
また、いろいろな草木の花や実を見る楽しさも失われる。
すべてを一律に刈るのでなく、ところどころは、自然のまま
残せないのだろうか。
生物の多様性が求められる時代、
桜だけあればよいというものではないと思うのだが・・・。
玉川上水の武蔵野市から小金井にかけて、土手の整備が
進んでいる。
それまであった雑木や薮を刈り、大木となったケヤキなどを
どんどん伐採している。
日差しが必要な桜の木を守るためだろうか。
ある程度の手入れは必要である。
でも、こうもすべて取り払うのは、どうなのかなあ。
上水の土手は、宅地化で土が減少している市街地では、数少ない
野生の動植物が暮らす場所である。
土手に冬、実のなる樹が多く生えているのは、野鳥たちが
食べた実の種を落とし、「野鳥の畑」を育てているからだろう。
それを根こそぎ苅払ってしまっては、渡り鳥をはじめ冬鳥たちは
あてにした食料庫をなくしたことになる。
また、うぐいすなど、薮を必要とする小鳥や動物、昆虫のすみか
もなくなる。
また、いろいろな草木の花や実を見る楽しさも失われる。
すべてを一律に刈るのでなく、ところどころは、自然のまま
残せないのだろうか。
生物の多様性が求められる時代、
桜だけあればよいというものではないと思うのだが・・・。