たまりば

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2011年12月04日

玉川上水の灯火 小平市と武蔵野市

2011年12月3日(土)雨のち曇り

玉川上水の柵の上に、夜になると灯がともる。

小平市の玉川上水沿いで、初めて2〜3mごとにともる
灯火の列を見た時、幻想的な美しさに感動した。
「京都の花灯籠みたい」と。

玉川上水は歩道が横にあるので、
この灯りがずっと続いていたら夜の通行にも役立つだろう。
他の市の区域もあればよいのにと思っていたら、
その後、武蔵野市の玉川上水区域でも同様な街灯が柵に設置された。
夜道が一気に明るくなった。

でも、違和感を感じる。
明るすぎるのだ。

良く見ると、小平市も武蔵野市も同じような形の門灯(?)が設置されて
いるが、小平市の方は上部にふた様の金具がかぶせられていて、
光が半分になっている。まぶしすぎない。
これなら、上水に生きる動植物への影響も少ないだろうと思う。

対して武蔵野市の方は、むき出し状態なので、光量も大きく、光の届く範囲も広い。
ただただ、人間のため、防犯優先、交通安全第一で作られたのだろうか。
明るければ良いという感じで、動植物への配慮は感じられない気がする。

宅地化が進む中、貴重な自然が残る玉川上水、
闇にまぎれて行動する生き物もいるだろうし、眠るものもいるだろうに・・・。

まぶしいほどの灯火は、余韻がないというか、奥ゆかしさがないというか
京都の旅行を思いださせた小平のものとは印象も違うものだった。

もちろん、夜道を通る者には嬉しい灯りだと思うけれど、
両市(市が設置したのかどうか、調べていないが・・・)の灯火の違いは、
その町の人々の思いや見識まで感じさせる気がする。

夜は本来暗いもの。
闇も貴重だと思いませんか?

(写真は小平側の灯火)
玉川上水の灯火 小平市と武蔵野市


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    Posted by aruvo  at 02:43 │Comments(0)玉川上水、小金井公園

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