2012年3月8日(木)曇り
このところ暖かくなってきました。
6日の火曜日、お日様も輝いて、気持ちも春気分に。
そろそろ「蕗の薹(ふきのとう)」がでているはず・・・と庭を見れば、
出ているどころではなく、見事に花開いているではありませんか!
う〜む、遅かったか・・・。
では、料理につむのは、つぼみのものだけにして、
これは季節の花として楽しみましょう。
昨日、そんな話をしていたら、若い人から、「蕗の薹と蕗は同じなの?」と
聞かれました。
そうか、野生の姿をあまり知らない人たちは、違うものと思うのかもね。
ふきのとうは蕗の花のつぼみのこと。
蕗の葉(茎を料理しますね)は、同じ地下茎から花の後遅れて伸びてきます。
我が家では、ふきのとうと一緒に小さな葉も出ていました。
独特の香りとほろ苦さが春の息吹を感じさせるふきのとう。
日本原産の植物。平安時代の人たちも愛でていたと思うと、
なにやらゆかしく感じられる山菜です。